年内で閉店することが決まったGARAGE。
楽屋に入ると自販機や複合機などのリース系のものが撤去されて雰囲気が変わっていた。
ホールに降りるとちょうどBUGY CRAXONEがライブをしていた。
GARAGEのスタッフは一様に明るく悲壮感はなかったが、演者やお客さんがそれぞれに抱える沸々とした感情が場を満たしているようだった。
鹿の一族は2019年は月1でGARAGE共同開催のツーマンイベント、コロナが流行って2020年は楽屋スペースなどで週1の配信を試みたり、28年のGARAGEの歴史の中では短い期間であったもののかなり濃密にお世話になったと思う。
ライブ中にはこれが最後という実感がなかったが、
「バンドで演奏するときのその場の感じ方」
「心のあり方」
「エネルギーの拡散」
このあたり、気付きや発見というより整理されたイメージとして頭の中に流れ込んでくる様な不思議な感覚があった。
演奏中はPAも照明も常に意図を感じさせられる攻め攻めの仕事ぶり。
GARAGEがなくなっても、スタッフ達とは早々にどこかで仕事が出来たらと嬉しい。
この日出演したバンドの中にビートモーターズが結成された明大の軽音サークル「ケーパース」の卒業生のバンドがいて、彼らと少し話をした。
しっかりとケーパースらしい匂いがする若者達だったのが面白い。
ベースの子に頑張ろうぜと言ったらさめざめと泣き始めた。
日頃頑張っているから涙する理由があったのかもしれない。
12/30 AWAで鹿の一族倶楽部 21:30-
12/31 下北沢251で鹿の一族ライブ 19:15-
1/2 松崎ナオ二宮ライブ 12:00-
1/3 松崎ナオ国府津ライブ 17:00-
1/10 鹿の一族越谷ライブ 19:30-
セットリスト
回転レシーブ
カラー
至上のパパ
ヤイヤイ
PAAMAN
若葉の前
チルアウト
清く、ただしく
うめぼし